電力会社を楽天でんきに変更する
電力会社を切り替えるとお得!!って聞きますがどこがどれくらいお得なのかわかりにくいですよね。
ちなみに私は引っ越し前は楽天でんきで契約していました。
携帯もカードも買い物も楽天にフォーカスされている我が家。楽天ポイントがたまるとか、お買い物のポイントが+0.5%とかメリットがありました。
で引っ越ししてからも楽天でんきでいいかなぁと思ってたんですが、楽天でんきって引っ越しをサポートしてないんですよ。
なので解約して、新居で管轄電力会社(関東だと東京電力ね)といったん契約してそれから切り替えるってジミに面倒な手続きだったりします。
一応引っ越しサポートメールとかあるんですが、結局新居での切り替えをせずに東京電力のまま半年以上が過ぎ去ってしまいました。
で、どうせ変更するならどれくらいお得なのか他にもっといいのがあるのかちょっと気になってきました。
という事でざっと調べてみました。
比較サイトってわかりにくい
キャッシュバックとかギフト券とかの特典を含めて比較しちゃってるもんだから、よくわからないのです。
真水の電気料金とキャッシュバックとかの一時的な特典とポイント特典とかセット割とか、そもそも同一レベルで比較するもんじゃないでしょ。
だいたいキャッシュバック嫌いだし。
・キャッシュバック受け取りが面倒。
キャッシュバックだけ受け取ってすぐ解約じゃ困るんでしょうけど、XXヶ月経ってから申請とか(わすれちゃうよ)縛りがあるとか、いろいろ面倒だったりします。
・お得かどうかの比較が面倒
キャッシュバックと縛り(解約金)と考えると実はもっとお得な電力会社がありましたとかありがちだし。
・そもそもなんで料金安くしないの?
って気持ちと
・キャッシュバックとかギフト券とかの特典って、鼻先に人参ぶら下げられてるみたいで気分悪い
XX月の電気使用量とか電気料金を入れて比較するシミュレーションよくわからん
理論的にはわかるんです。一般家庭で家族構成とか生活パターンである程度月毎の使用量の推移が推測できるってのは。
でもあくまで平均値をもとにした予測でしかなくて、当然各家庭での特徴によって変わってきます。
冷房器具・暖房器具は何かとか省エネタイプかとか家が高断熱なのか隙間風ぴゅーぴゅーなのかとか、家の広さとか、電気バカ食いの電化製品があるかとか、はてまた髪の毛の長い家族がたくさんいるとか(ドライヤーの使用量とかね)
こんな個人によって違うじゃんって肌感覚の値で年間XXXX円お得です!って言われてもなんとなく腹に落ちないのです。
純粋な電気料金で比較しよう
純粋に電気料金(基本料金と従量料金)で比較して、そのあとで諸々の特典を比較してみます。
※実際には燃料費調整額とか再エネ賦課金とかあるのでイコール電気料金ではないですが
普段の使いっぷりを把握しておく。
自分の家はどれくらい使うのかを把握しておくのが重要です。
電気使用量の多い月(冷房を使う8月・9月や暖房を使う12月1月2月あたり)と少ない月を把握して
どれくらいなのかいつ頃使うのかの傾向を調べておくといいと思います。
東京電力なんかだとこんなマクロとか
garapappa.hatenablog.com
その他各社月々の使用量とかわかるような表やグラフを用意しているのでそれをみて確認してみましょう。
電気料金プランを見てみると。
東京電力(スタンダードS)の場合
スタンダードプラン(関東)|電気料金プラン|東京電力エナジーパートナー株式会社
から(2021年1月現在)
基本料金 (10Aにつき) 286.00円
電力量料金 (1kWh)
〜120kWh 19.88円
121kWh〜300kWh 26.46円
301kWh〜 30.57円
楽天電気プランS(個人・家庭向けプラン)東京電力エリア
基本料金なし
電力量料金 (1kWh) 26.50円
楽天電気と東京電力(スタンダードS)の電気料金の比較(50A)
EXCELで計算式に当てはめてみて、おおざっぱに100KWh毎の料金を比較してみます。
結構お得なのね。
契約アンペアが大きい場合、基本料金が0というのが効いてきます。
KWh | スタンダードS | 楽天でんき | 差額 |
0 | 1430 | 0 | 1430 |
100 | 3418 | 2650 | 768 |
200 | 5934 | 5300 | 634 |
300 | 8582 | 7950 | 632 |
400 | 11639 | 10600 | 1039 |
500 | 14696 | 13250 | 1446 |
楽天電気と東京電力(スタンダードS)の電気料金の比較(30A)
ちなみに30Aの場合の比較。
以前はこれだったのですが、あんまり変わらないですね。
KWh | スタンダードS | 楽天でんき | 差額 |
0 | 858 | 0 | 858 |
100 | 2846 | 2650 | 196 |
200 | 5362 | 5300 | 62 |
300 | 8010 | 7950 | 60 |
400 | 11067 | 10600 | 467 |
500 | 14124 | 13250 | 874 |
表やグラフで見ると傾向がわかる
こうやって表とかグラフで比較すると特徴が見えてきますね。
楽天でんきのような基本料0円、従量料金が一定のプランは契約アンペアが大きいとお得感があります。
あとは300KWh超えると比較的割高なので東京電力の場合他のプランとかにするのがいいんでしょうね。
そのほか東京ガスの電気とかと比べてみる。
新電力No1と豪語する東京ガスともくらべてみよう。
電気ガスセット割とかあるけど条件あるし0.5%割引だしちょっと無視する。
一般用としてはずっとも電気1(ファミリー用)とずっとも電気1S(電気使用量が少ない用)があるので両方と比べてみましょう。
KWh | スタンダードS | 東京ガス ずっとも電気1 |
差額 | 東京ガス ずっとも電気1S |
差額 |
0 | 1430 | 1430 | 0 | 1430 | 0 |
100 | 3418 | 3797 | (379) | 3415 | 3 |
200 | 5934 | 6177 | (243) | 5840 | 94 |
300 | 8582 | 8565 | 17 | 8375 | 207 |
400 | 11639 | 11079 | 560 | 11123 | 516 |
500 | 14696 | 13720 | 976 | 13871 | 825 |