【NURO光】グローバルIPアドレスをLINEで通知する仕組みをつくってみた
外部からVPNで入ったりするために、まずは自分ちのグローバルIPアドレスを知る必要があります。
NURO光はグローバルIPアドレスはほとんど変わらない半固定という情報もありますが、一応動的IP。
IPが変更されても大丈夫なようにする必要があります。
Dynamic DNS(DDNS)を使ったりとかもありますが、まずはIPアドレスを直接入力できるようにグローバルIPのアドレスを通知する仕組みを作ります。
通知する方法も色々ありますが、グロバルIPにつなぐのは外出時になるわけですから、スマホに通知が来るLINEが一番いいと思います。
- 処理の概要
- 準備
- 実装
- 動作結果
処理の概要
というわけで、以下のような形でグローバルIPが変わったらLINEに通知するようにします。
・常時電源ONのサーバ(lubuntu)から定期的にグローバルIPアドレスを取得する
・グローバルIPアドレスが変化したらLINEに変更したIPアドレスを通知する
・次回起動の比較用に現在のIPアドレスを覚えておく
・(未実装)この通知システム自体がちゃんと動いているかを時々LINEに通知する(いきてるでー)
・一定周期(一時間おきくらい)で起動する
常時電源ONのサーバ(lubuntu)から定期的にグローバルIPアドレスを取得する
とりあえず手っ取り早くグローバルIPを教えてくれる外部サービスを利用する
ここ
inet-ip.info
このページにも書いてありますが、curlコマンドで生グローバルIPアドレスそのものが取得できます。
curl inet-ip.info
らくちん
グローバルIPアドレスが変化したらLINEに変更したIPアドレスを通知する
前回取得したIPアドレスと違う場合はLINEに通知します。
LINE通知の仕組み、LINE notifyがイケてるのでこれを使います
あちこちで紹介されているので、わかりそうなところでここらを参照
djeeeno.blogspot.com
設定はあるものの、curlコマンド一発でLINEに通知できます。
超クール!
グローバルIPが変化したのを検出する(あるいは初回)
IPアドレスを適当なファイルに書き込んで、次回は取得したIPとこれを比較します。
ファイルがない場合は初回だという事でIPを通知します。
今回は「/tmp/global_ip.txt」に書き込む事にします。
グローバルIPアドレスの取得に失敗したら、LINEに「取れなかった」って通知
inet-ip.infoが落ちてたりしたら、LINEに通知します。
とりあえず落ちてるあいだは毎回LINE通知行っちゃうけどまぁいいか
(未実装)この通知システム自体がちゃんと動いているかを時々LINEに通知する(いきてるでー)
一定間隔(あるいはIPアドレスが一定期間かわらなかったら)LINE通知する仕組みが欲しいと思います。
特にNUROはグローバルIPがほとんど変わらないという噂だし、気が付いたらチェックしてなかったぜみたいな事は避けたい。
LINE notifyのサービスもいつ障害起きたり終了するかわからないし。
一週間に一回とか一か月に一回とか通知がくればうざくないし、「あれ?そういえば来てないじゃん」って気が付きます
IP書き込んだファイル(global_ip.txt)の日付を見て判断するか、global_ip.txtに書き込むかで前回通知してからどれくらい経ったかがわかるから実現はできそうです。
一定周期(一時間おきくらい)で起動する
手っ取り早くCRONを使います。
クーロンの書き方はどこかの解説サイトを見てもらうとして、1時間周期で起動するようにします
実装
シェルのソース
エラー処理とかいい加減(というか無い)ですが、こんな感じで
GlobaIPNotify.sh って名前で作成します(なんでもいいけど)
#!/bin/bash FILE_NAME="/tmp/global_ip.txt" LINE_TOKEN="取得したトークン" function send_message() { curl -s -X POST -H "Authorization: Bearer ${LINE_TOKEN}" -F "message=$1" https://notify-api.line.me/api/notify } # 前回取得のGlobal IPをファイルから取り出す # ファイルが存在しない場合、Global IP未取得とみなす if [ -e $FILE_NAME ]; then last_IP=`cat $FILE_NAME` else last_IP="" fi # 現在のGlobal IPを取得 now_IP=`curl -s inet-ip.info` if [ "${now_IP}" = "" ]; then echo "curl error?" send_message "グローバルIPの取得に失敗しました(${last_IP})" elif [ "${now_IP}" = "${last_IP}" ]; then echo "same ip" else echo "change ${last_IP} -> ${now_IP}" # LINEへIPアドレス変更を通知 if [ "${last_IP}" = "" ]; then send_message "初期起動または再起動したよー(${now_IP})" else send_message "IPがかわったよー(${last_IP} -> ${now_IP})" fi echo "" # 変更したIPを覚える echo $now_IP > $FILE_NAME fi
動作結果
LINEに通知が来ます
【NURO光ONU】F660AでサーバやGoogleHomeのIPを固定化する
サーバ立てたり、直接RM mini3にコマンド送ったりするとき、DHCPでIPがコロコロ変わってしまうのはいろいろとよろしくないです。
という事でIPが変わらないようにする方法です。
F660Aでのやり方あんまり記載している記事がなかったので、自分の備忘録
やり方は何通りかある
端末のIPを固定化するには何通りか方法がありますが、それぞれメリットデメリットがあります。
PCのネットワーク設定でDHCPにせず固定IPにする
固定IPをふるのはあんまりいい方法じゃない。デメリットは
この方法はお勧めしません
IPアドレスを指定できるPCとかはいいが指定できない機器もある
Google HomeとかRM-mini3とか。これを固定にしたいのに
ほかのネットワークつなぎ変える度に設定変える必要ある
ノートPCとかいちいち設定変更するの面倒ですよね。
F660Aの設定で特定の機器(MACアドレスで指定)に特定のIPを割り振る。→こちらがおすすめ
DHCP固定アドレス割り当て
F660Aの設定で「DHCP固定アドレス割り当て」というメニューがあります。
ここで任意のIPをふりたい機器のMACアドレスとIPアドレスを指定します。
これは例ですが、例えば
192.168.1.100番台はスマートホーム系(GoogleHomeとかRM-mini3とか)
192.168.1.200番台はPC系(Linuxサーバ、デスクトップPC、ノートPC)
それ以外はDHCPで任意みたいなルールを作って固定アドレス割り当てをすると今後機器が増えた場合もスッキリすると思います。
MACアドレスはどうやって調べる
F660Aのダイナミックアドレス管理(IPv4)で割り振られているIP・MACアドレス、ホスト名がわかります。
ホスト名からなんとなくMACアドレスもわかるので、これを覚えて設定します。
設定後
しばらくたつと、自動でDHCPでIPが再割り当てされてIPアドレスが変わります。
固定アドレス割り当てされた機器はリース残存期間がinfinityとなるためわかりますね
なかなか変わらない場合はF660Aを再起動(笑)
【LOOXUでlinuxサーバ】WOLのサーバとしてPCの電源ONを行ってリモートでPCいぢろう
linuxサーバとして生まれ変わったLOOX U/C30くん。
せっかく常時電源ONのサーバとして動かすので、まずは他のPCのWOL(WakeOnLAN)の為のサーバとしてセットアップ
とりあえずは、LOOX Uから(別のPCからSSHで入って)PCやNASの電源ONしようぜ。
これができると将来
・外からVPNで接続して好きなPCを起動して接続できる。
・「おっけーぐーぐる、PCつけて」って言ってPCの電源つける
とかできちゃうわけ。夢が広がります。
簡単に起動できるのなら、必要な時だけ起動して心置きなくシャットダウンできるから「あぁ、後で使うかもしれないからつけとこ」ってずーっとつけっぱなしなんてもったいない事がなくなります。
まずは
WOLってなんだ
Wake on LANはマジックパケットを投げる事によってLAN経由でPCの電源をONにする仕組みです。
ここらへんが参考になります。
www.atmarkit.co.jp
うちの構成
セットアップと設定(WOL)
サーバ側のセットアップ
wakeonlanってそのものつまりのパッケージがあるのでインストール
sudo apt install wakeonlan
使い方は簡単。
MACアドレス(物理アドレス)をしてするだけ
wakeonlan xx:xx:xx:xx:xx:xx
またはファイルに物理アドレスを書いて
wakeonlan -f target-pc.conf
とかファイルを指定するとできます。
xx:xx:xx:xx:xx:xx は物理アドレスで、windowsだとコマンドラインから
ipconfig /all
と打つと表示されます。
Windows PC側のセットアップ
WOLパケットに反応して電源ONとなるような設定
BIOSの設定とネットワークアダプタの設定があります。
機種等によって設定が変わるので前述の記事
【リモートワーク自由自在】Windows 10 Wake On LAN(WoL)入門:WoLでPCを起動(1/2 ページ) - @IT
等を参考にしてWOLの設定を行う。
有線LANはまず大丈夫ですけど、無線LANはいろいろ面倒そうです。
電源ON後リモートで操作できるようにVNCサーバをインストール
VNCサーバとVNC Viewerをインストール
Windows用VNCとして定番かな?
UltraVNC
forest.watch.impress.co.jp
インストール
ちなみにインストールされたvncviewwer.exeは単独で別のPCに持って行っても使えます。
なのでデスクトップでインストールしてノートPCにはvncviewer.exeだけをコピーして使う事も可能です。
(あ、ライセンス的にOKかどうかはしらなーい)
インストール時にサービスとして立ち上がるように
これで、ノートPCから
SSHでLOOXUにログイン
wakeonlanでデスクトップPCの電源ON
ちょっとしてからノートPCからvncviewerでデスクトップPCへ接続・ログイン
で操作が行えます。
ちなみにlinux側からWindowsPCのシャットダウンもできたらかっこいいじゃない?
ってことで。
これは将来「おっけーぐーぐる。PCシャットダウンして」への布石ね。
sambaをインストール
たぶん正確にはsamba-commonを入れればいいみたいなんだけど、どうせsambaいれるよねーということで
sudo apt install samba
Windowsへシャットダウンコマンド
以下のコマンドでWindowsPCにシャットダウンコマンドが投げられる
net rpc shutdown -I IPアドレス -U "ユーザ%パスワード"
ユーザ・パスワードはWindowsの管理者権限のユーザのものにする。
エラーになったらWindowsのレジストリをいじる
ただし、たぶんエラーになる。
Windows側のセキュリティで引っかかっているのかな?
Could not initialise pipe winreg. Error was NT_STATUS_OBJECT_NAME_NOT_FOUND
Windows側でregeditを起動する
HKEY_LOCALMACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\ CurrentVersion\Policies\System
以下に
DWORD(32)値で
LocalAccountTokenFilterPolicy
のキーを作成し、値を1にする
参考
Enable Mapping to \\Hostname\C$ Share on Windows 7 or Vista
これでシャットダウンがリモートでできるようになる。
住宅ローン控除(初回申請)はe-taxで行うといいよ
住宅ローン控除の初年度は確定申告が必要となります。
添付の書類とか多いから紙(郵送や税務署で提出)で申請しましょうと書いてあるサイトとかも多いですが、e-taxができる環境があればe-taxで申請することをお勧めします。
メリットとか私の場合の住宅ローン控除初年度の確定申告をe-taxで申告してどうだったかを書いてみます。
下調べとかの記録
garapappa.hatenablog.com
e-tax(マイナンバー方式)で確定申告するメリット
PCやらICカードリーダやら用意したり、なんだか得体のしれないソフトとか入れたり、情報があちこちスパゲティでわけわかんない説明とかを乗り越えれば
いろんなメリットがあります。
・家から一歩も出ないで確定申告できる
・提出する書類がe-taxだと省略できるものが多い
・還付金の処理が早い
必要書類(私の場合)
新築とか新耐震基準とかで必要書類が変わってきますのであくまで私の場合の例です
私の場合
・築40年の中古マンション(耐震工事済み耐震基準適合証明書あり)
・サラリーマンで年末調整済
必要書類ってこれだけあるんだけど、e-taxだと色々省略できるんだよね
私の場合の必要書類でみてみるとこれだけあります。
でもe-taxだと結構省略できたり簡素化できます。
種類 | 書類名 | 説明 | e-tax |
確定申告 | 確定申告書 | 税務署または国税庁のサイトから入手。e-Taxで入力して作成も可能 | e-taxで入力・送信 |
確定申告 | 本人確認書類の写し |
a マイナンバーカード b マイナンバー通知カードまたはマイナンバーが記載されている住民票+運転免許証やパスポートなどの本人確認書類 |
マイナンバーカード読み取り |
確定申告 | 源泉徴収票 | 勤務先から入手。 | 送付不要 |
ローン控除 | 住宅ローンの残高を証明する「残高証明書」 | 住宅ローンを借入した金融機関から送付。 | 送付不要(e-taxの場合省略可) |
ローン控除1年目 | (特定増改築等)住宅借入金等特別額の計算明細書 | 税務署または国税庁のサイトから入手。e-Taxで入力して作成も可能 | e-taxで入力・送信 |
ローン控除1年目 | 建物・土地の登記事項証明書 | 法務局から入手 | 登記情報提供サービスを利用して照会番号を取得。 |
ローン控除1年目 | 建物・土地の不動産売買契約書(請負契約書)の写し | 家屋の新築(購入)の年月日及び家屋の請負代金又は購入の対価の額を明らかにする書類 | 添付(PDF)送信 |
ローン控除1年目 | (一定の耐震基準を満たす中古住宅の場合) 耐震基準適合証明書又は住宅性能評価書の写し |
契約時に不動産会社から入手。 | 添付(PDF)送信 |
ふるさと納税 | ふるさと納税寄付金証明書 | 確定申告を行う場合、ワンストップは利用できないため確定申告必要 | 送付不要(e-taxの場合省略可) |
保険料控除 | 年末調整で申告し忘れた保険料とか。地震保険とか住宅購入で必要 | 送付不要(e-taxの場合省略可) | |
医療費控除 | 医療費控除の明細書 | 税務署または国税庁のサイトから入手。e-Taxで入力して作成も可能 | e-taxで入力・送信 |
医療費控除 | 医療費のレシート・領収書 | 医療費控除を行う場合、医療費控除明細者を記載するための資料。添付不要 | 不要 |
e-taxの場合省略できる(送付不要)な書類が結構あります
e-taxの推進の為なのか、e-taxの場合添付(送付)を省略できる書類が結構あります。
確定申告書に記入するための元ネタとして、また何かあった場合は税務署への提出提示が必要(5年間)なので書類は準備・保管する必要があります。
e-Taxを利用して所得税の確定申告書を提出する場合の「生命保険料控除の証明書」などの第三者作成書類の添付省略の制度について教えてください。| 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
私の場合、地震保険控除証明書(年末調整し忘れた)、ローン残高証明書、ふるさと納税の寄付金受領証なんかが提出不要となりました(医療費控除はなかった)
e-taxの場合、登記事項証明書はオンラインで取得して照会番号を入力するだけでよくなった
多分今年からなんだと思いますが、登記情報提供サービスってところで登記事項証明書の照会番号を取得すると、それをe-taxで入力するだけでいいのです。
garapappa.hatenablog.com
法務局から登記事項照明がオンラインで取得できますが、こちらは照会番号を取得できなくて紙を取りにいくか郵送してもらうやつなのでお間違え無く
【住宅ローン控除をe-taxで】登記事項証明書(登記簿謄本みたいなやつ)がオンラインでとれるらしい - がらぱっぱ
LOOX U/C30にLubuntuを入れる
すっかりホコリをかぶっているLOOX U
もったいないのでLinuxでも入れてサーバにしてみようかと。
ラズパイをサーバにするってのが最近の定番らしいのですが、LOOXUくんも結構常時通電のサーバとしては結構優秀だと思うんです。
さぁ、10年以上前のマシンで、戦えるのか?
- LOOX Uをサーバにするメリット
- さて、何いれるか?
- HDD換装(え?)
- インストール
- 初期設定
- 今後やりたい事(やったこと)
LOOX Uをサーバにするメリット
省電力
標準8W最大47Wという数字、そこそこ少ないと思います。CPUを酷使しないような運用であれば結構いいかも
ATOM Z520ってTDP 2Wくらいなのです。Intel系CPUとしては歴代最小。
PCとしては非力だが、ラズパイと比べるとそこそこの実力
ATOM Z520 1.33GHz メモリ1GB。なんとかなるんじゃない?
電源断時もバッテリーで動作可能
多少の停電でも落ちないというのは心強いです。UPSいらず。
WiFi、Bluetooth、USB、SD、CFなど多くのI/F
IEEE802.11nドラフト2.0
USB2.0
SDXC未対応
などさすがに10年以上前のマシンなので最新のI/Fには見劣りしますが、それでも当時最新の規格に対応しただけあり、今でも充分使えます。
ディスプレイ・キーボード・USBもついてるで
何かあったときにディスプレイ・キーボードがついていて操作が行えるというのは心強いです。
あんまり使えないながらもタッチパネル、割と使い勝手のいいポインティングデバイス、XPの時はスクロール用として活躍した指紋認証など
単体で使ったときでも一通りこなせるのはさすがUMPC
信頼のMade in JAPAN
富士通さんが国内生産にこだわっていた時期のこのマシン。
軽くて小っちゃくても作りがしっかりしています。
さて、何いれるか?
ATOMってamd64未サポートなので32ビット(i386)バージョンを入れる必要がある
Atom Z520は64ビット未対応なのね。
Intel Atom® プロセッサー Z520 (512K キャッシュ、1.33 GHz、533 MHz FSB) 製品仕様
最近64ビット版(amd64)がメインで各ディストリビューション、32ビット版の開発が終わっているようなので、少しバージョン古いけど32bit版ってやつを入れないとだめですね。
軽量ディスとリビューションLubuntu 18.04.5 LTS版
LOOX Uでの実績がありそうなLubuntu、最新版をドーンと入れてみましょう。
といっても、32ビット版の最新なので、以下よりDesktop 32-bitをダウンロードします。
Downloads – Lubuntu
2021/02/25現在の32ビット版の最新は
18.04.5 Bionic Beaver LTS (LXDE)
LTS版とはいえ2018年頃のリリースなので、サポートのおしりが見えてきています。
2021年4月まで?
DVDないし、試してみたいのでUSBメモリに焼いて起動させよう
ブート可能のUSBを作るのに、以下フリーソフトがとっても便利
https://rufus.ie/ja_JP.html
ダウンロードして解凍してexeを起動して、書き込み先と書き込むISO指定するだけ。
USB差してBIOSのUSB-HDDの起動優先順位
するとUSBからlubuntuが無事立ち上がります。
一通りなんとなくうごくっぽいので、HDDにインストールします。
HDD換装(え?)
え?です(笑)
HDDの不良セクターがかなり発生してて、いっそのことSSDに乗せ換えるかと物色してたら、
HDDがチョー安くて思わずポチってしまったのです。
とつい最近の出来事みたいに書いてますが、これ10年前の出来事(爆)
まぁ、つい最近引越し荷物からHDD見つけ出したのが、OS入れ替えの動機の一つですが。
本体裏蓋空けてHDD入れ替える。
ねじが7本くらいかな?とるとHDDが見えるので取り替えます。
ZIFコネクタのおさえ・外しがちょっとクセがあって気を付けるくらいですね。
インストール
初期設定
最初にやること、忘れないように備忘録
日本語フォルダを英語に
言語を日本語にすると、ホームディレクトリのフォルダが日本語で「デスクトップ」とか「ドキュメント」とかできてます。
フォルダが日本語だと困ることも(最近はあんまりないかな)あるので、英語にします。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
sshのインストール
LOOXUの画面小っちゃいしキーボード配列変態だし、サーバ利用を想定しているので、SSHでCUI操作できるようにSSHを入れます。
インストール
OpenSSHサーバ
sudo apt install openssh-server
設定の変更 セキュリティを考慮して
sudo vi /etc/ssh/sshd_config
以下キーが変更対象。コメントアウトされているのを解除したり、値を変更したりします
rootユーザでのログインをしない
PermitRootLogin no
公開鍵での認証を行う(公開鍵の保持場所)
PubkeyAuthentication yes AuthorizedKeysFile .ssh/authorized_keys
パスワード認証の設定(公開鍵での認証にした場合はやめる)
PasswordAuthentication yes PermitEmptyPasswords no ChallengeResponseAuthentication yes
よくわからないけど悪そう
X11Forwarding no
接続する端末毎に公開鍵と秘密鍵を作成して、サーバに入れます。
/home/[ログインID]/.ssh/authorized_keys
に追加していきます。
公開鍵と秘密鍵の作成方法と接続方法は、ググると沢山出てくるので割愛。
私はTeratermで作成・接続してます。
設定の反映
systemctl restart sshd
VNCサーバのインストール(x11vnc)
x11vncというVNCサーバを入れます。
こいつは、端末の画面をリモートから表示するタイプです。
これはこれでいいのですが、ちょっと問題が。
VNCで接続すると、LOOXUの画面が点いちゃうんですよね(当たり前といえば当たり前)
インストール
sudo apt install x11vnc
自動起動の設定(未実施)
これは結局行っていません。必要な時にSSHで入って
x11vnc -display :0
と打てばVNCサーバが立ち上がります。
一応自動起動の設定方法を備忘録で
sudo vi /etc/xdg/autostart/x11vnc.desktop
以下を設定
Desktop Entry] Type=Application Name=vncServer GenericName=VNC Server Icon= Exec=x11vnc -forever -usepw -loop -rfbauth /home/[自分のユーザID]/.vnc/passwd -rfbport 5900 -shared Terminal=true
VNCサーバ(vnc4server)
こちらは、端末のディスプレイとは別にGUI操作するためのもの。
立ち上げる毎にウインドウシステムが立ち上がります。
インストール
sudo apt install vnc4server
設定変更
そのままだと、灰色で何にもない画面となります。
どうやらx-window-managerを呼び出しているパスが違う(LXDE用じゃない?)らしい。
という事で、以下の様に変更。これで端末と同じようなデスクトップが表示されます。
編集するファイル /home/[自分のユーザID]/.vnc/xstartup
#!/bin/sh # Uncomment the following two lines for normal desktop: unset SESSION_MANAGER # exec /etc/X11/xinit/xinitrc [ -x /etc/vnc/xstartup ] && exec /etc/vnc/xstartup [ -r $HOME/.Xresources ] && xrdb $HOME/.Xresources #xsetroot -solid grey #vncconfig -iconic & #x-terminal-emulator -geometry 80x24+10+10 -ls -title "$VNCDESKTOP Desktop" & #x-window-manager & #/usr/bin/lxterminal -t "$VNCDESKTOP Desktop" & /usr/bin/lxsession -s Lubuntu -e LXDE &
vncの設定を出したい場合はvncconfigをターミナルを出したい場合はlxterminalをコメント外せば出てきます。
まぁいらないな
起動と停止
起動
vncserver :1
停止
vncserver -kill :1
自動ログオン設定を行う
ssh、VNCの自動起動ですが、デスクトップでログオンしないと有効になりません。
VNCはまだしもsshがデスクトップログオンしないとつながらないのは致命的。
ログオン前に有効にする方法がいまいちわからないので、自動ログオンしちゃおう
sudo vi /etc/lightdm/lightdm.conf.d/01_autologin.conf
以下を上記ファイルに書き込む
[SeatDefaults] autologin-user=自分のユーザID autologin-user-timeout=0
時間がたってスリープしたり画面ロックしないように設定する。
サーバとして動作させるからスリープしないように、あと勝手にログオフするとsshもつながらなくなっちゃうし。
そしてある程度省電力を考慮
ここらへんはGUIで設定した方が簡単なのでVNCで入って設定。
設定 - Xfce電源管理 - 一般
・ラップトップのふたが閉じられたときディスプレイの電源を切る。
設定 - Xfce電源管理 - システム
・サスペンドしないように(サーバ用途なので勝手にサスペンドされると困る)
・バッテリ電源の利用限界でシャットダウン(長時間停電の時にシャットダウン UPS的な)
設定 - Xfce電源管理 - ディスプレイ
・短い時間でディスプレイの電源切断(3分にした)
設定 - Xfce電源管理 - セキュリティ
・セッションロックしない
・画面ロックしない
rootのパスワードを設定する
ubuntu系はデフォルトでrootのパスワードが設定されないようです。
※設定しない方がいいのか?
sudoでルートになってパスワードを設定する
sudo su - passwd
今後やりたい事(やったこと)
このあと常時起動のサーバとして活躍してもらいましょう
WOL(Wakeup On LAN)のためのサーバとして
メインマシンやNASの電源ONを行うために常時ONのサーバが欲しかったんです。
garapappa.hatenablog.com
VPNで外からアクセス
NUROのルータ(F660A)はVPNサーバ機能が無いので、VPNを立てて外からファイルサーバなんかにアクセスできるようにします。
garapappa.hatenablog.com
これ実現するために
garapappa.hatenablog.com
こんなことや
garapappa.hatenablog.com
こんな事してみたわけです。
Docker入れてHomeAssistant入れて脱クラウドのスマートホーム化しよう
これがメイン目的。将来のスマートホーム化に向けていろいろ統合したいじゃん。
あとどっかのサーバ依存とかも怖いし。
まずはDocker入れてHomeAssistant入れてみた
garapappa.hatenablog.com